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2019年ロシア26日間の旅③ 山添博之
2019年5月23日から6月17日までの26日間、ロシアを旅していました。
モスクワ(Moscow)、カザン(Kazan)、ノヴォシビルスク(Novosibirisk)、イルクーツク(Irkutsk)、ウランウデ(Ulan-Ude)、チタ(Chita)、ハバロフスク(Khabarovsk)、ウラジオストク(Vladivostok)を訪れました。
飛行機とシベリア鉄道を使いながら、各都市に立ち寄りながらモスクワからウラジオストクまでロシアを西から東へ横断。
その旅のレポート記事を数回に分けて書いていきます。
今回は第三弾。イルクーツク編のレポート記事を書きました。
イルクーツク到着!
ИрАэро (iraero)という航空会社を利用しました。
ノヴォシビルスク空港から飛行機でイルクーツク空港に到着!
ИрАэро (iraero) という日本で殆ど情報がないロシアの航空会社を利用しました。
無事に利用できるか心配でしたが、問題ありませんでした。
ホテルは朝食付きで5000円程度。広く清潔で快適なホテルでした。
イルクーツクで滞在したホテル
イルクーツクの街歩き
イルクーツクはシベリアのパリとも呼ばれる人口60万人程度の都市。
近くにバイカル湖がある事でも有名です。
イルクーツクは古くから中国などとの国境貿易の拠点として使われてきた街です。
帝政ロシア時代にはロシアの政治犯などが送られる流刑地でもありました。
そして歴史的に日本との関りもあり、18世紀ごろ、嵐などによって船が漂流し、カムチャッカ半島などに漂着した日本人漂流民がここに送られ、ロシアに帰化し日本語学校の教師などになりました。
市内にはシベリアに抑留された旧日本兵の労働によって建てられた建築物などもあります。
イルクーツクの中心部にあるキーロフ広場の周辺を歩きました。官公庁や教会や第二次世界大戦に関するモニュメント等がありました。
イルクーツクのキーロフ広場の周辺
キーロフ広場周辺は綺麗に整備された美しい場所です。
別のエリアには人や商店で賑わった少しゴチャゴチャとした場所もあります。外国ではそういった場所も興味深いです。
アンガラ川を見に行きました。
アンガラ川
バイカル湖から流れるアンガラ川
アンガラ川はバイカル湖から流れる全長1779kmの川です。
川幅がとても広い。美しい川でした。
アンガラ川の動画を撮ってみました。
バイカル湖には後で訪れます。
当初、バイカル湖へはネットで調べても、バスで行ける事は分かりましたが、具体的にどのバスでどこから乗るのか・・全く分かりませんでしたが、後に何とか辿り着いてみました。
街歩きと博物館
イルクーツクの街を歩いて、博物館を見学してみました。
イルクーツクの街を歩きました。
イルクーツクの博物館に入ってみました。
この博物館では、ロシア美術のみならず、東洋の展示物も充実しています。
仏教や中国(清)関係の展示物が充実していました。
清の皇族?を描いた巨大な巻物の肖像画を初めて見てちょっと感動。
新たなロシア人の友人が出来ました!
イルクーツクの公園で新たな友人と知り合いました。
イルクーツクのヴァレンティナと公園で知り合いました。
新たな友人の名前はヴァレンティナ。公園で出会って仲良くなりました。
彼女はイルクーツクのレニンスキー地区に住んでいます。
日本に興味があるそうです。日本の事をスマホを使って紹介したらとても喜んでもらえました。日本やロシアやイルクーツクの事について色々と話をしていました。
2日後は暇との事ですので、2日後に一緒に過ごす約束をしました。
バイカル湖へ
憧れのバイカル湖へ行ってみました。
バイカル湖に隣接する街のリストビャンカ(Листвянка)にバスで移動すればバイカル湖は直ぐそこという情報をゲットしました。
リストビャンカ(Листвянка)行きのバスのチケットはアフトヴァグザールという駅の窓口で購入が出来ました。このバスの乗り場もこの駅にあります。
おはようございます。☀️
今日はイルクーツク市内から約65km離れたバイカル湖に行ってみます。
アフトヴァグザールというバス乗り場の窓口で交渉して何とかバイカル湖に隣接する街のリストビャンカ(Листвянка)へのチケットをゲットしました🙂👍#ロシア #一人旅 #引きこもり#発達障害 #バイカル湖 pic.twitter.com/QWWa2XvLop
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) June 6, 2019
ロシアのバスや電車は乗ってからチケットを購入する場合と、乗る前に購入する場合と2タイプありますね。
しかも、乗ってから購入する場合にも到着時に支払う場合と、乗車時に支払う場合の2パターンがあります。どちらでも良い場合もあります。ロシア語が出来ないとちょっと苦労しますね。でも、Google翻訳アプリ使えば大抵なんとかなります。でもロシア語出来るようになりたい。勉強します。
バスは道路のアスファルトが所々剥がれて凸凹してるけど、かなり速いスピードで走り抜けていきました。。少々怖いですがロシアでは良くある事なので慣れました。でも揺れや振動が凄いので頭ぶつけないように注意が必要。
バイカル湖到着!
イルクーツク市内から小型バスに揺られて約1時間20分後、
無事バイカル湖に到着しました!
バイカル湖は透明度や深さや貯水量が世界一の湖。面積は琵琶湖の46倍もあります。
バイカル湖に到着!
透明度が世界一の湖。水面を覗き込んだら確かに水がとても澄んでいます。透き通っていますね。
バイカル湖の水面
バイカル湖の動画を撮ってみました。
バイカル湖を動画に撮って見ました
バイカル湖近くのマーケットに行ってみました。
屋台で簡単な食べ物を食べて、お土産を購入。
バイカル湖の近くのマーケット。
お土産物やバイカル湖で捕れた魚を売ってる商店が立ち並んでいました。🙂#ロシア #一人旅 #引きこもり #バイカル湖 #baikal pic.twitter.com/SgAVpyGUZF— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) June 6, 2019
バイカル湖のインフォメーションセンターの人に聞くと、バイカル湖のバス乗り場にある小型の乗り合いタクシーのようなバスでイルクーツクの中心地まで帰れることが分かりました。
帰りはそのバスでイルクーツクまで帰ってきました。
憧れのバイカル湖を訪れる事ができて良かった!
イルクーツク最終日
イルクーツク滞在の最後の日は2日前に知り合ったヴァレンティナと過ごしていました。
一緒に食事をしたり、街を歩いたりしていました。最高に楽しい時間でした。
ヴァレンティナからはロシア語について色々と教えて貰いました。
また、日本や海外旅行について色々と話していました。
ロシア語を更に勉強してまた帰ってくることを約束して別れました。
イルクーツクでは新たな出会いがあって本当に良かった!
異国の人との新たな出会いが生まれる事が海外旅の大きな魅力の一つですね。
そして今の時代は一旦友人関係になれば、いつでもネットで繋がり、コミュニケーションを取る事が可能になります。どんどん新たなコネクションが増えていきます。良い時代ですね。
そしてシベリア鉄道で移動
イルクーツクを後にして、次の目的地のウラン・ウデへ向かうためにシベリア鉄道の寝台列車に乗り込みました。
シベリア鉄道に乗車しました。🙂
今からイルクーツクからウラン=ウデへの約7時間の鉄道の旅です。
窓からシベリアの風景を存分に楽しめそうです。😊😊#一人旅 #シベリア鉄道 #ウランウデ #ひきこもり #イルクーツク #元ひきこもり #ロシア #元ひきこもり pic.twitter.com/bK1Q4Sa8AI
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) June 8, 2019
初めてのシベリア鉄道。とてもワクワクしました。
客室で食事を食べながら風景を楽しめます。
何故かカザフスタンの大きいロゴが入ったチョコレートを無料で貰えました。
シベリア鉄道の寝台列車の客室から
寝台列車なので、寝台に寝ころびながらでも風景を楽しめます。眠る場合はカーテンを閉めて就寝できます。
毛布も常備されています。列車が山奥に入った時は室内が結構寒くなり、毛布が必要になりました。
シベリア鉄道寝台列車の客室からの風景を動画にしました。
シベリア鉄道の旅は本当に良いですね。
電車に揺られながら、流れゆくシベリアの雄大な自然の風景を眺めていると清々しく幸せな気分になりました。
乗客が多いと、他の乗客と同室になる事もあるようですが、今回の私の場合は一人きりで客室を独占出来ました。贅沢ですね。
他の乗客と同室になるのも面白いかもしれませんね。地元ロシア人や旅行者と新たな良い出会いが生まれるかもしれません。
まとめ
イルクーツクの旅は本当に最高の旅になりました。
街や公園を巡り歩いて、博物館や美術館をを見学し、念願のバイカル湖への訪問を果たし、そして新たなロシア人の友人も作る事ができました。
そして初めてシベリア鉄道寝台列にも乗りました。シベリア鉄道客席からの美しい風景は忘れられません。
最後に、紹介しきれなかったイルクーツクの場所をギャラリーにしてみました。
26日間のロシア旅はまだまだ続きます。次はウラン・ウデとチタの旅です。
第四弾のレポートに続きます↓