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2019年西ヨーロッパ21日間の旅⑤ パリ フランス paris france 山添博之
2019年6月24日から7月14日までの21日間西ヨーロッパを旅していました。
西ヨーロッパ21日間の旅の計画
この21日間の旅では、
オランダ (Netherlands)のアムステルダム(Amsterdam)とルールモント(Roermond)、
ドイツ(Germany)のケルン(Cologne)、
ルクセンブルグ(Luxembourg)のルクセンブルグ市(Luxembourg City)、
フランス(France)のランス(Reims)とパリ(Paris)、
ベルギー(Belgium)のブリュッセル(Brussels)とブルージュ(Bruges)
を訪れました。合計5国と8都市を訪れました。
その旅の詳細をレポートした記事を数回に分けて書いていきます。
今回は第五弾。フランスのパリの旅をレポートした記事となります。
この記事が何かの参考になれば嬉しく思います。
パリ東駅に到着
マルヌ県ランスから電車でパリ東駅に到着しました。
ヨーロッパの大都市パリは世界の中で重要な影響力を誇りながら長い歴史を刻んて来ました。
古代のケルト民族の街だった時代、ローマに支配された時代、絶対王政時代、ナポレオン革命、近代、現代と長い歴史を通じて多くの文化遺産が生み出されてきました。その長い歴史を通じで育まれた文化芸術も世界随一です。
パリは世界で最も人気のある旅行先の都市で、世界中から人々を惹きつけています。
パリ東駅で電車を降りた時、自分も遂にパリに到着したという実感と共に少し感動を覚えました。
パリ東駅に到着したのは正午近くでした。
まだホテルへのチェックインまで時間があるので、荷物をパリ東駅のコインロッカーに預けてパリの街を歩く事にしました。
パリは旅行者を狙ったスリや犯罪者が非常に多いです。一人きりなので常に気を抜かずに周りに注意しながら行動しました。
パリ10区移民の街
パリ東駅からパリ10区を歩いてみました。
パリに到着。
パリ東駅の北西部を歩いています。この辺りは中東系、アフリカ系、インド系などの移民の人達の街となっています。ヨーロッパ系の人はほとんど見かけません。
様々な民族衣装を着ている人達がいて別の国を旅行している気分です。🙂#ひきこもり #一人旅 #フランス #パリ pic.twitter.com/axUs0NlSKx
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 6, 2019
この地区はとにかく移民の人達が多く住んでいます。
街を歩いている人もアフリカ系やインド系や中東系の人達ばかり。
商店の看板はアラビア語やヒンディー語などが書かれており、売られているものも中東やインドやアフリカの民族衣装などのローカルな商品が多く興味深いです。
レストランもアフリカや中東やアジアの民族料理系が多いです。
国際色がとても豊かなコスモポリタンな地区です。
パリ10区とパリの北東の地区(18区、20区)は移民の人達がとても多い街となっているようです。
世界中からの移民で溢れる国際都市パリ。様々な国の食や文化を楽しむことが出来ますね。
サクレ・クール寺院
パリ10区から北西に歩いて18区のサクレ・クール寺院に来ました。
サクレクール寺院は小高い丘の上にあります。寺院の麓からはパリの街を見渡すことが出来ます。
サクレ・クール寺院がある丘の上からの展望の様子
サクレ・クール寺院の前の広場では、沢山の移民の人達が各自で地面に布を広げてその上でお土産やドリンクなどを売っていました。
パリの観光地ではこのスタイルの露店が沢山あります。
サクレ・クール寺院の内部へ入ってみました。
サクレ・クール寺院とその内部の様子
サクレ・クールとは「聖なる心臓」という意味だそうです。パリだけではなくて、フランス語圏を中心に世界各地にこの名前の教会(寺院)があります。
内部はとても美しくて荘厳な雰囲気。椅子に座って内部を眺めていると心が洗われるような気持ちになりました。
このパリのサクレ・クールにはパリから遥か東の彼方にあったビザンティン(東ローマ)様式が取り入れられているそうです。今まで訪れた教会とはスタイルが違っていて印象的でした。
モンマルトル博物館
モンマルトル博物館に入ってみました。モンマルトルとはパリで一番高い丘とその一体の地域の名前です。
モンマルトル博物館はその地区の歴史などを紹介した小さな博物館です。サクレ・クール寺院の近くにあります。
モンマルトル博物館に入ってみました。🙂
19世紀頃のモンマルトルをテーマにした様々な展示が見られました。#パリ #一人旅 #ひきこもり #モンマルトル pic.twitter.com/WuU1Mw9uvR
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 6, 2019
ジュテームの壁
モンマルトルから南に歩いてジュテームの壁という場所に来てみました。
パリの9-10地区の辺りを歩いています。
一枚目の写真は「ジュテームの壁」と呼ばれる場所。世界中の言語で「愛してる」という言葉が書かれていました。☺️
世界中からカップルなどがここに来て記念写真を撮っていました。🙂#愛 #ジュテームの壁 #パリ #フランス #一人旅 #引きこもり #元引きこもり pic.twitter.com/uCcR4CNyec
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 6, 2019
この壁の前は世界中からの観光客で溢れかえっていました。
夕方になったので、パリ東駅に戻り、荷物をコインロッカーからピックアップ。ホテルに向けて移動を開始しました。
パリ東駅から、街並みを楽しみながらホテルに向かいました
謎の黒人集団とアルミホイルハット
滞在するホテルはパリ東駅から南へ1-2km先の3区にあるんですが、東駅からホテルへ向けて徒歩での移動中に凄く不思議な状況に出会いました。
東駅から少し南に歩いたところにあるストリートがアフリカ系の黒人の人ばかりで埋め尽くされていたんです。100人くらいはいたかな?その人達はその場所に留まっていて立ち話をしていたり、寝そべっていたり(笑 しているんです。(身なりは綺麗でホームレスなどではなさそう)
そして一番衝撃的だったのが、その集団の中にアルミホイルを頭に巻き付けている人!がいた事。(アルミホイルの帽子はティンホイル・ハットと呼ばれており一部でネタにされています。詳しくはwikiのこのページにて)そして、その人の周辺では化学薬品のような凄い変な刺激臭がしました。一体何の集団だったんでしょうか?
外見は綺麗だし、ホームレスの人達という訳でもなさそうでした。トラブルになるかもしれないので、写真は撮りませんでした。
ホテルにチェックイン
謎の集団をやり過ごし、無事ホテルにチェックインする事が出来ました。
こじんまりとした小奇麗なホテルでした
ホテルの部屋は小さいですが清潔感がありました。空調も効いていて満足。何故か部屋には日本のアニメのような絵が掲げられていました。
セーヌ川
ルーヴル美術館付近でパリ市内を流れるセーヌ川を眺めています。
セーヌ川の様子を動画で撮ってみました。
現在のセーヌ川の様子をビデオに撮って見ました。😊☺️ pic.twitter.com/vdcTUk0xiQ
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 7, 2019
ルーヴル美術館 (ルーブル美術館)
ルーヴル美術館に到着しました。
ここはパリの代表的な美術館です。巨大な美術館です。
ルーブル美術館(ルーヴル美術館)に到着しました。🙂🙂
ここは歴代フランス王が王宮として利用していました。(ルイ14世からはルーブルからヴェルサイユ宮殿に王宮が移りました。)
とても豪華な建物です。近くの道路を馬に乗って移動していく集団がいました。#パリ #フランス pic.twitter.com/tFihpEBCvx
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 7, 2019
ルーブル美術館の前の様子を動画に撮ってみました。
パリのルーブル美術館前の現在の様子を動画に撮ってみました。🙂#パリ #ルーヴル美術館 #ルーブル美術館 #フランス #一人旅 pic.twitter.com/9pl8Q4wiZP
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 7, 2019
ルーブル美術館は歴代フランス王の王宮でした。ルイ14世からはヴェルサイユ宮殿に王宮が移っています。
この美術館は巨大です。全ての展示品を鑑賞するためには約一週間かかると言われています。
有名な展示作品としてはミロのヴィーナス、サモトラケのニケ、モナ・リザなどがあります。
ルーヴル美術館内部の様子
ルーヴル美術館のモナ・リザ前の様子
このモナ・リザの前は人で溢れかえっています。(この場所では頻繁に観光客がスリに遭うそうです。要注意です。)
チュイルリー庭園
ルーブル美術館の近くにある公園。チュイルリー庭園にやってきました。この庭園はパリ市内最古の庭園だそうです。
広々としており、園内の芝生や木々、周辺の街並みがとても綺麗。非常に心地の良い場所でした。
ルーヴル美術館前のチュイルリー庭園を歩いています。
人々が芝生の上で休んだり食事したりしています。
昼食にフランスパンのサンドイッチを購入してみました。🙂#パリ #チュイルリー庭園 pic.twitter.com/LqXnfK6jss
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 7, 2019
チュイルリー庭園の様子を動画に撮ってみました。
チュイルリー庭園の様子を動画に撮ってみました。🙂🙂#パリ pic.twitter.com/ujV0sxcXPc
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 7, 2019
軍事博物館
パリの軍事博物館を訪れました。ここも巨大な美術館です。
フランスの軍事関係の史料が沢山展示されています。
主にナポレオン戦争時代の史料が沢山展示されています。
軍事博物館内の展示の一部
地下階は20世紀以後の近代フランスの軍事関係の歴史を紹介するエリアになっていました。
地下はフランスの近代の軍事の歴史を紹介するエリアになっていました
エッフェル塔
エッフェル塔に来てみました。エッフェル塔はフランス革命百周年を記念して行われるパリ万国博覧会の目玉として建造されました。1889年に完成。
パリのランドマーク エッフェル塔
エッフェル塔には第二階層と最上階の二種類の展望エリアがあります。
せっかくなので少し高いですが、最上階までのチケットを買って最上階に登ってみました。
現在エレベーターでエッフェル塔の最上階に向かっています。#パリ #フランス #エッフェル塔 pic.twitter.com/HTH1yLxmU7
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 7, 2019
エッフェル塔の最上階からはパリの街全体を見渡す事が出来ます。パリの余りの美しさに泣きそうになりました。
エッフェル塔の最上部に昇ってみました。😊😊😊
パリの街を一望出来ます。
最上部からの眺めが美し過ぎて感動のあまり泣きそうになりました。🙂🙂#パリ #エッフェル塔 #フランス #引きこもり #一人旅 pic.twitter.com/VJpMjCUZQe
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 7, 2019
エッフェル塔の最上部からの展望の様子を撮影してみました。
エッフェル塔の最上階から動画を撮影してみました。#パリ #エッフェル塔 #フランス pic.twitter.com/sI9CihWlx3
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 7, 2019
パリの街の広大さと美しさが良く分かりますね。
最上階から第二階層目に降りてみました。第二階層目からは街の様子をより近くから眺める事ができます。
エッフェル塔の第二階層からの展望の様子
エッフェル塔の敷地内の出口では、エッフェル塔の置物やキーホルダーを体に大量に巻き付けた半裸のアフリカ系の人々が待機していました。(笑
彼らは出てくる観光客を出口で待ち受けてキーホルダーなどのエッフェル塔グッズを売りつけてきます。直ぐ断りました。でも、彼らに嫌な印象は無くて気さくで陽気な人々でした。
凱旋門 (エトワール凱旋門)
エッフェル塔と双璧をなすパリのランドマークである凱旋門に来てみました。
凱旋門(エトワール凱旋門)はロシア・オーストリア連合軍との戦闘に勝利したナポレオン・ボナパルトの命令によってその勝利を記念するために建造されました。1836年に完成。
パリの凱旋門(エトワール凱旋門)に来てみました。🙂🙂#エトワール凱旋門 #パリ pic.twitter.com/2K1xUZS6Vl
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 7, 2019
凱旋門の全体を動画に撮ってみました。
凱旋門の全体の様子
入場チケットを購入すれば凱旋門の内部に入ることが出来ました。
内部はお土産物屋があり、屋上からは展望を楽しむことが出来ます。
凱旋門の内部に入ってみました。
中にはお土産屋がありました。
そして凱旋門の屋上にも登る事が出来ます。屋上は展望所になっていました。☺️#凱旋門 #パリ #エトワール凱旋門 pic.twitter.com/DYRgc3P3l0
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 7, 2019
ヴェルサイユ宮殿(ベルサイユ宮殿)
電車と地下鉄を乗り継いで、パリ中心部から少し離れた所にあるヴェルサイユ宮殿(ベルサイユ宮殿)に来てみました。
ヴェルサイユ宮殿は1682年にフランス王のルイ14世によって建造されました。
ヴェルサイユ宮殿
ヴェルサイユ宮殿の様子を動画に撮ってみました。
ヴェルサイユ宮殿の現在の様子です。🙂🙂 pic.twitter.com/jP2VKQP1Y7
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 8, 2019
ヴェルサイユ宮殿の裏手にある公園を散歩してみました。
ヴェルサイユ宮殿の庭園の迷路を歩いてみました。🙂🙂🙂#パリ #一人旅 #ひきこもり #元ひきこもり #ヴェルサイユ宮殿 #ベルサイユ宮殿 #迷宮 #ヴェルサイユ #ベルサイユ pic.twitter.com/lOw3MtM5Xl
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 8, 2019
非常に広大で美しい庭と宮殿ですね。絶対王政時代のフランス王の強大な権力を感じさせられました。
ポンピドゥー・センター
ポンピドゥー・センターに来てみました。このセンターは図書館やシアターや美術館が複合した巨大な施設です。最上階に近代アートの美術館がありました。
ポンピドゥーセンターの最上階の近代アート美術館のコーナー
このポンピドゥー・センターの最上階からは2019年の火災で一部が焼失してしまったパリのノートルダム大聖堂を見る事が出来ました。
ポンピドゥーセンターの最上階から望むパリのノートルダム大聖堂
オペラ・ガルニエ
パリのシンボル的なオペラ劇場の「オペラ・ガルニエ」で”Mats Ek”という演目を鑑賞しました。
オペラガルニエの内部
“Mats Ek”は凄いパフォーマンスでした。音楽とダンスと完璧にマッチしていました。
ダンスの動きが凄い。とても素早くしなやかな動きでした。あんなに素早い動きをテンポよく集団で調和を乱さずに行える事に感動。
ガルニエで「Mats Ek」見終わりました。
体の動きが凄すぎ。。😅
何故あんなに調和の取れたしなやかで素早い動きが出来るのか。特に集団のダンスの場面は圧巻でした。集団の動きがほぼ完璧に合っていました。
人間ってここまで出来るんですね。感動しました。#パリ #ガルニエ pic.twitter.com/dtn5DYHxk5
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 8, 2019
最後にパリでとても良い演劇を見ることが出来ました。
パリからブリュッセルへ
翌朝、ホテルをチェックアウトし、格安長距離バスに乗ってパリからベルギーのブリュッセルへ向かいました。
これから格安長距離バスのFlixbusに乗ってパリからブリュッセルに向かいます。
パリは本当に凄い街でした。🙂
何故世界中の人々がここを訪れるのか分かりました。最近、ノートルダムが残念ながら火災に遭いましたが、パリの魅力は殆ど失われていないですね。街全体が文化遺産見たいな国です。☺️ pic.twitter.com/E4VrC5huVL
— 山添博之 (@hiroshiyamazoe) July 9, 2019
このFlixbusのベルギーのブリュッセル行のバスの出発が合計2時間45分も遅延しました。
その間は停留所でずっと待ってたのですが、停留所は人で混雑して凄い事になっていました。観光客や移民の人や現地人でごった返してカオス状態。その中で色んな人に話し掛けられ、道を聞かれたり、お金をせびられたり(笑)していました。でも面白い貴重な体験だった。
まとめ
長い歴史の中で重要な影響力を保ちながら洗練された芸術、思想、学問、文化を生み出し続けてきたヨーロッパの大都市パリ。
今回はパリの代表的な観光地を幾つか訪れる事が出来ました。パリは洗練され美しい街で最高に印象に残る場所でした。この記事で紹介した全ての場所は今でも記憶に強く残っています。
私が訪れたパリは全体のほんの一部です。パリにはまだまだ様々な文化遺産が大量にあります。
最近、パリのノートルダムが火災に遭いましたが、文化遺産が膨大にあるパリにとっては些細なかすり傷のようなものですね。修復もされるでしょうし。殆ど魅力が失われる事は無いと実感しました。
この都市を人生の中で訪れる事が出来て本当に良かったです。一度しかない人生。誰もが一度はパリに訪れてみて損はないと思います。人類の悠久の歴史の営みによって結実した英知と繁栄の結晶のような街です。
「西ヨーロッパ21日間の旅」レポート第五弾のパリの旅レポートはこれで終了です。
読んで頂きありがとうございます。
最後に紹介しきれなかったパリの旅の写真をギャラリーにしてみました。
西ヨーロッパの旅はまだまだ続きます。
次はレポート第六弾。ベルギーのブリュッセルのレポートです↓