海外旅行

西ヨーロッパ21日間の旅⑦ ブルージュ編 旅レポ15

2019年西ヨーロッパ21日間の旅⑦ ブリュージュ ベルギー 山添博之

 

 

2019年6月24日から7月14日までの21日間西ヨーロッパを旅していました。

 

西ヨーロッパ21日間の旅の計画

 

この21日間の旅では、

オランダ (Netherlands)のアムステルダム(Amsterdam)とルールモント(Roermond)、
ドイツ(Germany)のケルン(Cologne)、
ルクセンブルグ(Luxembourg)のルクセンブルグ市(Luxembourg City)、
フランス(France)のランス(Reims)とパリ(Paris)、
ベルギー(Belgium)のブリュッセル(Brussels)とブルージュ(Bruges)

を訪れました。合計5国と8都市を訪れました。

 

 

その旅の詳細をレポートした記事を数回に分けて書きました。

 

今回は最終章の第七弾。ベルギーのブリュージュ(Bruges=Brugge)の旅をレポートした記事となります。

(ブリュージュは日本語ではブルッヘ、ブリュッヘ、ブルグ、ブラヘ、ブルージュとも表記されます。)

そして帰路にてアムステルダムにも再度滞在しています。

 

この記事が何かの参考になれば嬉しく思います。

 

 

ブルージュに到着

 

 

電車に乗ってブリュッセルからブリュージュに到着しました。

 

 

ブリュージュ駅に到着

 

 

ブリュージュはブリュッセルから約100キロ北東に位置する街です。ブリュッセルからは電車で約1時間。

ブリュージュは「水の都」や「北のベニス」とも呼ばれる街。水路・運河が街の中心部を通っています。

この街は中世の面影を残す建物が立ち並んでおり、「ブルッヘ歴史地区」として世界遺産にも登録されています。

 

 

友人ニコと出会う

 

 

ブリュージュ駅では、以前からSNSで連絡を取り合っていたブリュージュ在住のニコ(Nico)と初めて出会いました。

彼はとても気さくな良い人。今回の旅でも新たな良い出会いがあって良かった。

彼にブリュージュを案内してもらいました。

 

 

ニコにブリュージュの街をガイドしてもらいました。ありがとう!

 

 

ちなみにこの地方の人は基本的にヨーロッパ言語を3ヵ国語以上を習得しています。

ニコの場合はフラマン語(オランダ語の方言)+英語+フランス語の3ヵ国語に加えてスワヒリ語まで使います。凄いですね。

 

 

ブルージュのベギン会修道院

 

 

ブルージュのベギン会修道院。この修道院は1245年にフランドルの女性伯爵のマルグリット2世によって建てられました。

このベギン会修道院は女性の多様な生き方を支援するための組合組織のような役割を担っていたようです。

当時の中世ヨーロッパの封建主義の社会では女性は結婚するか修道女になるくらいしか生きる道がありませんでした。しかし、このベギン会修道院では女性が単に修道女として生きるだけではなく、様々な生産活動や教師などの仕事を自由に選択し収入を得て生活する事を許可し支援していました。とても先進的な修道院でした。

このベギン会修道院の建物群の多くは世界遺産に登録されています。

 

 

ブルージュのベギン会修道院

 

 

右の写真の礼拝堂は質素な感じでとても美しい礼拝堂でした。

シスターが祈りを行っていました。

 

 

ブリュージュの街の中心部を歩く

 

 

ブリュージュの中心部をニコと歩きました。

運河沿いに立ち並ぶレンガ造りの伝統的な建物群と石畳の通路。とても美しい街並みでした。

中世ヨーロッパの街並みがそのまま保存されているような街です。

 

 

水の都ブリュージュの街の中心部

 

 

下の写真はブリュージュの伝統工芸品の一つであるとても繊細できめ細かなレースの編み物。

この伝統工芸品である編み物はヨーロッパの各地の貴族や王族や聖職者たちに愛用されていたそうです。

街にはこの工芸品のショップが沢山ありました。

 

 

ブリュージュの伝統工芸品のレースの編み物

 

 

聖サルバトーレ大聖堂 (救世主大聖堂)

 

 

聖サルバトーレ大聖堂(救世主大聖堂) St. Salvator’s Cathedral を訪れました。

 

 

聖サルバトーレ大聖堂(救世主大聖堂) St. Salvator’s Cathedral

 

 

聖サルバトーレ大聖堂は12世紀頃に建造されたブリュージュ最古の教会とされています。

巨大なゴシック様式の荘厳な教会です。壁には聖書の場面を描いたタペストリーが掲げられています。

 

 

聖サルバトーレ大聖堂(救世主大聖堂) St. Salvator’s Cathedral 絵画やタペストリーが掲げられています。

 

 

この聖堂は内部がとても明るいです。巨大で鮮やかなステンドグラスを通して聖堂内部が明るく照らされていました。非常に美しい聖堂です。

タペストリーや絵画、ステンドグラスや荘厳な祭壇など見所の多い大聖堂です。

 

 

レストランで食事

 

 

ブリュージュの街角のレストランでニコと昼食。

 

 

ボリュームたっぷりの牛肉と野菜

 

 

ウェイターの人がとても感じ良くて料理はとても美味しかった。

 

ちなみに、ニコは来年7月に日本に来ます。その時は今度は私が日本を案内します。日本を存分に楽しんで貰えるように頑張ってみます。

 

 

ブリュージュの運河をクルーズ

 

 

ニコとブリュージュの運河を船でクルーズしてみました。

 

 

水の都ブリュージュの運河を小舟でクルーズ

 

 

ブリュージュの運河クルーズからは、中世の街並みが保存されたブリュージュを違った視点から楽しむことが出来ます。

運河沿いにはベギン会修道院や聖母教会など歴史的な建造物が立ち並んでいます。

 

クルーズの様子を動画に撮ってみました。

 

 

ブリュージュの運河でのクルーズの様子

 

 

運河からはブリュージュの街を違った視点から楽しむことが出来ます。

ボートの操縦士の人も多言語話者。英語、ドイツ語、フランス語、オランダ語を相手毎に器用に使い分けて話していました。似てる言語同士とはいえ、この地方の人々は何故そんな事が普通に出来てしまうのか不思議。凄い。

 

 

ブルッヘ市庁舎 Stadsbestuur Brugge

 

 

ブルッヘ市庁舎 Stadsbestuur Brugge は1420年に建てられたフランドル地方最古の現存する市庁だそうです。

 

 

ブルッヘ市庁舎 Stadsbestuur Brugge

 

 

写真は市庁舎の2階にあるホールです。ここは「ゴシックホール」と呼ばれる有名な場所です。

天井や壁面に街の歴史が色鮮やかに描かれています。

このゴシックホールでは結婚式やイベントなどが行われるようです。

 

 

聖母教会 Onze Lieve Vrouw Brugge

 

 

聖母教会 Onze Lieve Vrouw Brugge を訪れました。

この教会も非常に美しいです。この教会は13世紀~16世紀にかけて建てられました。途中で何度も改築が加えられているので、様々な様式が混在している教会です。

この教会は122メートルのとても高い尖塔が特徴です。レンガ造りの尖塔としては世界で2番目の高さだそうです。

 

 

ブリュージュの聖母教会 Onze Lieve Vrouw Brugge

 

 

この教会には霊廟があり、ブルゴーニュ家の勇猛王シャルルとその娘の公女マリーの棺がありました。

 

 

ブルゴーニュ家の勇猛王シャルルとその娘の公女マリーの棺

 

 

この教会にはミケランジェロの作品「ブルッヘの聖母子像(Madonna of Bruges)」がある事でも有名です。

 

 

ミケランジェロ作の彫刻「ブルッヘの聖母子像」

 

 

ミケランジェロの聖母子像の周辺は工事中でしたが、聖母子像自体は見る事が出来ました。

更にこの教会には博物館が併設されています。この地方の歴史を学ぶ事ができます。

 

 

聖母教会に併設されている博物館の様子

 

 

ニコと別れて再びアムステルダムへ

 

 

ブリュージュでは新たな友人のニコに街を案内してもらいました。

今回の旅でも新たな友人と巡り合うことが出来てとても良かった。

ギフトを交換し、感謝を告げてブリュージュ駅でニコと別れました。

 

ニコとはSNSで今も繋がっておりメッセージのやり取りをしています。

 

 

そして電車でアントワープを経由して再びアムステルダムへ。

 

 

 

 

アムステルダムには深夜に到着。ホテルにチェックインしました。

ニコに貰ったプレゼントの中身を見てみました。

 

 

 

 

アフリカが好きでケニヤとウガンダに何度も旅行に行っているニコからはマサイ族のアクセサリーなどを貰いました。とてもユニークなアイテムですね。ありがとう!

 

旅の最終日はアムステルダムで買い物や食事をしてゆったりと過ごしていました。

 

 

 

 

そしてアムステルダム・スキポール空港へ向かいました。

 

 

日本へ帰国

 

 

この3週間は最高の旅でした。一生忘れない数々の思い出が刻まれました。

そして新たな異国の友人が出来た事も良かった。

 

 

 

 

そして日本に帰国しました!

 

 

まとめ

 

 

水の都」や「北のベニス」と呼ばれるブリュージュは信じられないほど美しい街でした。

中世のヨーロッパの街並みが美しく保存されていました。

 

そして、ニコの案内のおかげでブリュージュの魅力を存分に味わう事が出来ました。ありがとう!

 

ちなみに、ニコは来年の7月には日本に来る予定です。その時は私が日本を案内します。日本を存分に楽しんでもらえるようにベストを尽くします。

 

 

「西ヨーロッパ21日間の旅」最終章である第7弾のブリュージュの旅レポートはこれで終了です。

読んで頂きありがとうございます。

 

最後に紹介しきれなかったブリュージュ-アムステルダムの旅の写真をギャラリーにしてみました。

 

 

 

 

今回の西ヨーロッパの旅は終わりましたが、旅はどんどん続けていきます。

次は東南アジア30日間の旅を開始しました↓

東南アジア30日間の旅

 

POSTED COMMENT

  1. Nico Pycke より:

    Konishiwa Hiroshi,

    You have write an awesome blog about Bruges, me so proud at you. I will never forget or trip in my beautifull town. Its was an honor to guide you. And when you come back i show you a lot, a lot more. Your an amanzing friendly guy and it will be an honor to have you as guide when i come to Japan next year. Domo Arigato my friend.

    • 山添博之 Hiroshi yamazoe より:

      hello nico.
      bruges was absolutely beautiful town. thanks for guided me to bruges.
      and i am looking forward to you coming to japan in next year.
      i will guide for you to japan and it is my pleasure.

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です